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2012.08.31 (Fri)

キョコたん無意識さそい受けSS【そやえもん提示お題】

■自覚キョコの無意識誘受けで蓮さんが無理矢理いっちゃう系を読みたい←

ブッカケ祭りに誘致するに当たって、そやえもんのそんないたいけな呟きお題に果敢にアタックした豚子。
お捧げしようと全年齢ムケで書いたものは、ツイッタに流れていきました。
(うんちんがなにやらまとめてくれています)

ほしたらその残骸をおみかけくだすった向きに、ブログにアゲとかんかいボケエと、
熱いエールをいただいたりいただかなかったりしました。

……のでえー。

途中で分岐して、全年齢向けと18禁の2バージョン、書いてみました。
ブッカケ祭り早漏隊のみなさんに負けない、別な意味で早漏な豚子です。

全年齢バージョンの余裕ぶちかまし敦賀くんと、
18禁バージョンの自爆体質敦賀くんの対比……笑ってくれると、豚子ウレシャス。


舞台は、えーっと、何巻だっけ?あの、ダクムンムンの打上げの時のあそこですw



↓モレ!

More・・・

「……今すぐどうにかしてあげようか…………?」


敦賀さんの美貌がすうっと翳をはいて、ふだんは決して見ることのない物騒な色気を湛える。


(よっ、夜の帝王――――!!!!)


心臓が雑巾のように引き絞られた。
駄目なのに、ぜったいそんなの駄目なのに、自分の顔が緩やかに紅潮していくのがわかる。
そんな私を見て、敦賀さんの目がふと眇められ、何かをさぐるような表情になった。
いやだ、気づかれてしまう……。

せっかく、敦賀さんのこと、無駄に意識しないで、話せていたのに。
一瞬で、あの暗澹たる鬱々が戻ってきてしまった。

自分が敦賀さんに ホニャララ しかけている、という事実。

――――だって、こんな、人間破壊兵器……ふせぎようなんかない。


「け……っ、けっこう、です……っ」


言いざま、とにかく顔が火照るのを止められなくて、頬を押さえたまま立ち上がる。
何をするとも、どこへ行くとも告げる余裕のないまま、私はただそこから逃げ出したかった。


「最上さん……?」


呼ばれざま、座ったままの彼に手首を取られて、ビクンとあからさまに体がはねる。
駄目なのに、なぜこんなふうに、『あなたを意識しています』みたいな、過剰反応をしてしまうんだろう
手を離してほしくて、くちもとをショールで隠し、ちらりと横目で彼を見ると、
彼はいつものように無表情で私を見つめていた。
目の色が、今まで見たことのないような、私の裏の裏まで見通そうとするような、怖いなにかを湛えている。


「……す、すみません、あの、お、お手洗いに、行ってまいります……っ――――」


ふりほどくようにして、小走りに逃げた。
無意識に、彼に取られていた手を抱きしめるようにしてしまう。

ああ、どうしよう、ほんのちょっと敦賀さんに ウニャララ かもしれないって、思っただけなのに、
素の私は彼の何もかもを敏感に感じすぎてしまう。
真っ白でお洒落なホテルの化粧室に滑り込んで、
天使を彫り込んだすりガラスのパーテーションの向こうに倒れこむように手をつく
金色のカランの取っ手をひねり、水を流して、敦賀さんに掴まれたところに冷水をあててみる。
痺れたように、手に残る彼の感触を、洗い流してしまいたかった。

好きじゃない、好きなんかじゃない。
ぜんぜん好きじゃない、なにがなんでも、好きじゃない。

だいたい、なんなの、あの、遊び人決定なせりふ。


(……今すぐどうにかしてあげようか…………?)


………ダメだ、思い出しただけなのに、顔が赤くなるのが分かる。
頭の奥が、じんと痺れて、背中を電気みたいなものが這い上がってしまう。
あの低い声で、あの、とても同じ人間とは思われない淫らな美貌で、
こっちをみて、私あてにそんなことをいってからかうなんて。

あんなふうに、あんなことを、あんな敦賀さんに言われた女性はいるんだろうか?
いるんだろう……それも、きっと、たくさん。
彼の物慣れたしぐさには、そう思わされる余裕がじゅうぶんにあった。

わたしなんか、こんなにもうろたえて、余裕なんか一ミクロンもなくて、泣きそうなのに。

そして……
――――それ以上、考えちゃいけない。

敦賀さんに誘われた女性が、どうしただろうなんて、考えちゃいけない。

敦賀さんが、誘った女性を、どうしただろうかなんて、絶対考えちゃいけない。


……あまり長くトイレにこもるのも、ばつが悪かったので、
私は暗澹たる気持ちのまま、敦賀さんの待つ待機場へと帰るべく、ドアをあけた。


「…………おかえり」


「………!!!!」


すると、ドアのすぐ横には、壁にもたれた敦賀さんが待ち構えるように立っていた。


(えええええええっ!?)


思考停止していると、彼は私の手を取って、歩き出した。
彼の大きな背中を見て、胸をきしませながら、どこへ?とちらっと思った瞬間、
となりの、男性用の化粧室につれこまれて、私は驚愕した。
豪奢なホテルだけに、男性用であっても、大理石ばりの個室の一つ一つは広く、
便座は磨き上げられたみたいにキラキラしていた。
だれもいなくて、でも、やはり、男性トイレは男性トイレで。
なぜ自分がこんなところに連れて入られたのか意味がわからなくて、私はひたすら身体を硬くしていた。

彼は、私を個室の一つにそっと誘うと、自分も入って、後ろ手に鍵をかちゃり、と閉めた。

ドキッとする。

こんな……、広いとは言っても狭い空間に、素の私に戻ってしまった状態で、敦賀さんと二人きりでいる、なんて。


「…………めくれちゃってるよ?」


なのに彼は、わざとみたいに、私の前に立つと、身をかがめて耳に息を吹きかけるように、
そっとショールの端を持ちあげて、整えてくれた。
口の中でお礼をもごもごいい、彼から逃げるように後ずさると、ひざ裏に便座があたり、
そこにぺたりと座り込むかっこうになってしまう。
彼は、そんな私の前に躊躇いなく膝をついて、下から私を覗き込んだ。

真っ赤になって、目をつぶる、私の顔を。


「……ね……どうしたの?最上さん……なんだか今日は、おかしいよ?」


彼は、喉に絡んだ甘い声で、試すように言葉を重ねた。


「……いえ……そんなこと、ぜんぜんないです……ふだんと、おなじ、です……」


しどろもどろにそういうと、かれは、そう……?といって、私のウィッグの髪をひと房、手に取った。


「でも、俺は、いつもとおなじじゃないんだ……」


それを弄びながら歌うように言うと、彼はその髪にくちづけて、上目づかいで私を見た。


「……俺以外の男が君に着せた、こんなドレス、いますぐ脱がしちゃいたいくらいにね……?」


それは、今まで見たことのないくらいの、壮絶な、流し目で。

心臓が潰れてしまうかと思った。
敦賀さんの意図がわからない。
たぶん、うかつに他事務所の先輩に、迷惑をかけてしまったおしおきと、嫌がらせなんだと思う。
そんなことに、こんなふうにドキドキしてしまう自分が怖くて、
私はぎゅっと身を縮めてぺこぺこと頭を下げつつ、彼の身体の横をすりぬけようと立ち上がった。

なのに敦賀さんは、私の二の腕をとって、とらまえてしまう。
そのまま、ふたたび便座に座らされて、その近さにめまいがした。
なにかよくわからない衝動に震えてしまうこのだらしがない身体なんか、滝行で心頭滅却してしまいたかった。


「いじわる……しないでください、お願い……です」


「意地悪……?なにが……?」


「……な、なにもかも……ぜんぶ、です、……――おねがい、さわらないで……」


「いやだ、触りたい」


ふわっと全身をつつむ、敦賀さんの香水のにおい。
こんなに近くでそれを嗅がされる恐慌。
おでこどうしをコツンとあてて、彼は何かを確信したみたいに、悪そうに笑った。
このあいだより、全然近い。敦賀さんの息が、直接私を掠める。


「…………最上さん、あのね」


聞いちゃだめだ、聞いちゃだめだ、こんな悪魔みたいな人のいうこと、聞いちゃだめだ。


「俺……君のことが」


思わず、両手で敦賀さんの口をふさぎ、激しく首を横に振る。
言わないで、言わないで。そんな意地悪は、私にはひどすぎる。

彼の唇が、小さく笑ったみたいにふるえる。その感触が直に指に触れて、また心臓がぎゅっとした。
そして彼は、彼の口をふさぐわたしの手を、からかうみたいにきゅ、っと噛んだ。


「…………きゃ……!」


思わず離してしまう。
彼の目が、いままで知っていた彼とは違う誰かになっていく。
でも、それは……脳の奥が痺れるような、不可解な刺激に犯されるような快感を伴っていた。
心よりも、体が先に、彼にロックオンされていることに気づいていて。
一連のそれが、敦賀さんに今自分が口説かれている、ということに、気づいていて。

好きな人に口説かれる、という快感。
思考や論理を凌駕してしまう、それ。

恋や愛は、人を愚者(バカ)にする……。
その実際を、私は再び、味あわされようとしていた。
しかも……相手は、この人で。
よりによって、こんな人で。

ショータローのときにだって相当愚者が爆発していたのに、この人を相手にこの感情に捕まってしまったら
あのときとでさえ、比べ物にならないほど、わたしはきっと……愚者になってしまう。
なんだって、してしまう。
この人が望むことなら……なんだって、きっと。
どうにかしたい、と言われて、本能的に、どうにでもしてほしい……って、思ってしまったくらいに、きっと。


「……言わせて?」


彼は、引こうとした私の手を取って、それにくちづけた。
ひっ、と、口の中で叫んで、なおもイヤイヤをする私。
誰か、誰か、助けて。


「好きだよ……?」


心臓が早鐘を打つ、なぜだか涙が出てきた、
ひどい、言われた。
絶対言われたくなかったことを、遂に言われた。


「キミも、俺が好きだよね……?」


首を横に振るしかできない、私。もういやだ、いやだよう。


「……じゃあ、どんな男にでも、口説かれたら、こんなふうになっちゃうの?」


(真っ赤になって、泣いちゃって、体はずっと震えているし、俺が触るたびに、びくびくして……)


「もし君が、そんな悪い子だったなら、おしおきが必要になっちゃうよ……?」


言いざま、彼は、眼にもとまらぬ早業で、私のウィッグを取った。
器用で大きな手で、髪を撫でつけていたネットを外し、ぐしゃぐしゃ、と髪をかき回して、
せっかくの二割増し美人を台無しにしてしまう。


「うん……美人さんもいいけれど、やっぱり、キミは、このほうが可愛い……」


そして彼は、少し体をひくと、満足そうににっこりと笑った。
もうすでに全然役には立ってなかったけれど、さいごの砦が突破されてしまったみたいな気がした。

ここにいるのは、二割増し美人のインタビュー用の「京子」じゃなくて、
敦賀さんへの思いに怯える、ただの『最上キョーコ』でしかない。

どうしよう、どうしよう……心臓が、引き絞られるみたいに痛い。

彼は、ぼろぼろと泣いてる私の顎を取って、上を向かせた。
敦賀さんの顔を見てしまうのが怖くて、目をつぶる。
すると、一瞬だけ、くちびるになにかやわらかいものが触れた。

反射的に目をあけると、なにか悪いことをしたみたいにニヤついた敦賀さんが意地悪そうに笑っている。



***
⇒■パターン1:全年齢仕様



「歩く純情さんには、今日のところは、これで許してあげる……でも、このきれいなドレスは脱いで、これに着替えてね」


彼はそうして、美容室で脱いで、クロークに預けたはずの私の制服を、ホテルの用意したらしい紙袋から取り出した。
いつのまに、こんな。

じゃあ、出たところで待ってるから、早く着替えて出ておいでね?というと、彼はそっと立ち上がった。
大きな体。男の人。私のよく知る、いつもの敦賀さん。

見るともなく見上げてしまうと、私を見下ろしていた敦賀さんの顔がふたたびみるみる悪くなった。


「……それとも……――――俺が、着替えさせて、あげようか?」


ひぃっ


「け、結構です!結構です!結構です!結構です!∞」


必死で言うと、彼は珍しく、声をあげて笑った。


「……かっ、からかわないでください、敦賀さんの、意地悪っ」


「……からかってないんかないよ、まあ、ちょっとは意地悪してるけど」
「でもそんなの、そんなふうに俺のことを誑かして、焦らして、苛めまくってるキミには言われたくないよね」


なんですかそれは、
そんなことしてないです。
人聞きがわるいです、敦賀さんを誑かしてるなんて、焦らしてるなんて、苛めまくってるなんて、そんなこと。


「してるんだよ?」


そして、彼は、ああ、そうだ、とつぶやいて、くるりとこちらを向き直った。
え?と思う間もなく、むき出しの肩をとられて、抱きしめられ、首筋を……


「やっ、やあっ!」


…………くちづけられて、きつく吸われた。
背中をとんでもない電気が這い上がって、脳天を直撃し、勝手に変な声が出た。
痛いくらいに、吸われて、チカリ、と噛まれて……。


「……キミが、俺のものだっていう、所有印(しるし)……」


やがて彼は、顔をあげて、今までで一番悪く淫らにほほ笑んだ。
太刀打ちできない。彼に、流れていく感情が、止められない。

指先で、自分がつけたキスマークをなぞり、彼はそこを爪でひっかいた。
からだが、勝手にビクンと跳ねる。


「うん、きれいについた……これなら、制服の襟をちょっと下げると、見えるね」


( ? )

意味が分からない。でも、なんだか怪しからないことをされたのはわかる。
恨みがましく、でも何も言えなくて…………さりながら憤然と黙り込んでると、
かれは低く囁いた。


「また貴島君に言い寄られたら、これを見せて『こんなのを敦賀さんにつけられちゃったからもうダメなんです』って言うんだよ?」


なっ……!
口を開けて、赤面し、あわあわしていると、
彼は、また楽しそうに笑いながら、今度こそ外に出て行った。



ひとり、混乱したままの私を取り残して。


首筋に、愚者と奴隷の烙印を残して――――。



<了>



***
⇒■パターン2:R18仕様



「試してみようか……?」


目の前で敦賀さんが低く囁いて、えっと思う間もなく、抱きすくめられた。
そのまま、敦賀さんのやわらかい唇が、唇に触れる

(………!!!!)

全身の毛が逆立つかと思う驚愕に、腕の中で暴れると、
頤を取って何度も何度も、唇に羽毛のようなキスを繰り返された。

( や……、やっ、いや……!!! )

ぎゅうっと抱きしめられて、少しも動けない。

「最上さんのくちびる……やわらかくて気持ちいいね……」

息がかかるほどの至近距離で、唇どうしが触れ合う囁きが、切ないくらいにふしだらで。
頭の奥がどうにかなりそうなくらい、甘く痺れた。
ちらり、と舐めては、ふれあうだけの、やさしいキス。

(敦賀さんと、キスしてる……)

そう思った瞬間、体の奥から、得体のしれない感覚が湧いてきた。
わざとみたいに、ちゅっちゅっという音を立てて、くちづけを繰り返されているうちに、
ぼうっとなった頭から、思考が滑り落ちていく。
頬に、くちびるに、雨のようにふりそそぐ、やさしい……感触。

じん、とした。

(え  )

いやなかんじ。

触れ合っているところが、痺れたようになっていて、
でも、“そこ”に点ったそれは、もっと動物的な……いやなかんじがした

だって、そんな、とんでもないところが、なぜ。

敦賀さんの手が、私を抱きしめながらゆっくりと身体を撫でまわす。

(あっ )

背を大きな手で撫で上げられて、そこの痺れがひどくなる

(あっ……あ?)

身体に起こった変化に、ただ、うろたえて。
敦賀さんの手に、お尻をつかまれ、目に見えて背がびくんと撥ねた。

(や…、やっ)

いつのまにか、身体中を撫でまわされるように、淫猥に。
大きく開いた背中をじかに、敦賀さんが触ってくる。
そうして、そちらに一瞬意識が向いた隙に、彼は私の唇をわって、舌を差し込んできた。

(………!?!?!?!?)

なにこれ、なんでこんな、はじめてなのに、なぜこんな
ちがう、そうじゃなくって、そもそもなぜ私は敦賀さんとこんなことに

「ん……ぅ、ふ……――――う!」

唇から逃れようとすると、いつのまにか背中のファスナーをおろされていて、
かれはわたしのなけなしの乳房をいつのまにかゆっくりと揉みしだいていた。

「んっ…ん!!!ん………」

なのに、私の身体は、彼をつきとばすでもなく、ただポーズのように小さく抵抗してみるだけで、
頭の中を痺れさせている。

(どうにかしてあげようか……)

どうにかされてしまう、ちがう、もう、とっくにどうにかされている。
どうしたらいいのかわからない、
……どうしていいかわからないのに

――――気持ちがいい。

そう、敦賀さんを突き飛ばして逃げられないのは、
こんないかがわしい行為を甘んじて受けているのは
もう、ごまかせない。

気持ちがいい……からだった。

(!!!)

敦賀さんの指が、乳首を挟んで、やんわりと抉った。

「あ……!」

そこに、熱いものがにじむのがはっきりとわかった。
その感触は、月に一度くる、それに似ていた。

がくん、と力が抜けて。敦賀さんの力だけで、支えられていて。
すると、彼の手がドレスのスリットのあいだから、太ももに触れた

「……確かめて、みようか……?」

なにを?と思う間もなく、痺れきっているそこに敦賀さんが触れて。
私は、断末魔の悲鳴をあげそうになった。

「おんなの、においがするね……」

くちゅくちゅ、と、いやらしい音がする。
なに?
わからない、わからないけれど、自分がとんでもないいやらしいことになっているのはわかった。

だって、敦賀さんが。
敦賀さんが、わたしの、そんなところを……触ってる。

「びしょびしょになってる……うれしいな」

「や、やめ………いや、―――なに」

「………うん……あのね………、最上さんの身体は、俺のことが好きだって……」

かあっとした。
意味がわからないけれど、いやらしいことだというのはわかった。

「……女の子のからだはね、好きな男にさっきみたいにいやらしく触られると、こんなふうに……ここが濡れちゃうんだよ?」

そんな、そんな……さわらないでください、そこを、さわらないで……

ちゅく、ちゅく…と、そっと触る指にあわせて、腰が、勝手に。

「それって、つまり……俺と、セックスしたいって、最上さんの身体が言ってるってこと……」

そんなばかなことって……。叫びだしたい気持ちで赤面する。
そして彼は、わたしを抱いたまま便座に腰掛けると、背中を抱き込むように膝の上にのせて、
ドレスを完全にたくしあげて足をむきだしにした。
脱がされた下着を片足にかけて。
いやらしいポーズに、煽られる。

「ちがいます……そんな、ふしだらな……」

「ちがわない……ホラ……また、あふれてきたよ……」

自分でもわかる、どんどん、そこが気持ちよくなって。
敦賀さんにそこをいじられるのが、すごく気持ちよくて。

「いや……こんなの、いやです、敦賀さん、ひどい……」

「いいから、よく見てご覧……ほら、こんな」


かれは、私の目の前にきれいな手をかざして、指同士をくっつけて、はなした。
ぬらぬらとぬめった指の間を、粘液の糸がつなぐ。
見せないで、そんなの、みたくない。

「……ね、俺のこと、好き……だよね?」

そして彼は、耳元でささやいた。
私は、この期に及んで、強情に首を振った

「…………そうなの?じゃあ、最上さんは、好きでもない男に、こんなことをされて、
こんなふうになっちゃうような、ふしだらな女の子だったんだ」

そんなわけない、でも。

「俺じゃなくても、こういうふうになるのかな?」

含みのある、言葉。
そして彼は壁を指先でコンコン、とたたいた。

(――――? )

「……これはいったいどういう変態的な趣向なの、敦賀君」

はっと前を見ると、ゆっくり個室のドアがひらいて。
そこに、貴島さんの姿を見て、私は――――

悲鳴をあげた。


***


「別に、計画したわけじゃないよ、でも、なりゆきとはいえこんな絶好の機会をもらったら、見逃せないでしょう」

ふつうにロビーで会って、世間話をしているような、お二人。
でも、そのあいだには、わたしがいるわけで。
敦賀さんのひざに座らされて、はずかしいところをむき出しにしたまま、強い力で抱きすくめられて、
真正面の貴島さんからそこを隠すのがせいいっぱいで。

「……そうならそうと言っといてよ、俺、敦賀君と恋のライバル張る気はないんだから……。――――でもさ」
「俺が見張りみたいなことしてなかったら、確実にキミたち、ちょっとやばいことになってたんだからね?感謝してほしいな」

「それはどうも、ありがとう」

このひとたちは、いったいどういう……。
こんな状況下での、のどかといってもいいみたいな会話に、いっそう混乱してしまう。

貴島さんは、やれやれといったように肩をすくめて私を見て……。
ふいに好色そうににやりと笑った。

「それで?なんだっけ、京子ちゃんが、敦賀君以外の男でも濡れ濡れになるか……だっけ?」

「……!!!」

近寄ってきて、しげしげと眺められるのに、怖気がふるう。
冷や水を浴びせられたみたいに、そこの痺れが霧散する。
それは彼が身をかがめて、私の局部を隠す手を掴んだ時に爆発した。

「いや……っ!」

体をかえして敦賀さんに抱きつく。
大きな背に回した手は、わたしなんかの貧弱な手ではとても抱えきれないけれども、きつく、きつく抱きつく。
そうしてわたしは、それがどさくさだということにも気づかずに、
彼の胸に顔をうずめて小さく頭をふった。
いいにおいがする……敦賀さんの、いいにおい。
ズキリ、と胸が痛んだ。

すると貴島さんは、ブハッっと笑った。

「すごい……!こんなわかりやすい子、はじめてみた!」

敦賀さんに抱きついたまま、ぶるぶる震えていると、大きな手が、頭をそっと撫でてくれる。
そのまま、ぎゅうっとされて、そんな場合なのに、泣きたいくらいにほっとした。
腕の中にすっぽりおさまって、身体と身体がしっくりはまる安心感に実際涙がちょっと出た。

ふと顔をあげると、敦賀さんはそんな私を見て、心から悪そうに、
でもこのうえなくうれしそうに、吸い込まれそうにきれいな笑顔を浮かべていた。

「……ね、俺じゃなきゃ、駄目でしょ…?」

この人は。
ひどい、ひどすぎる。

ありとあらゆる意味で、ひどすぎる。
でも、そんな敦賀さんに、急速に堕ちていく自分を感じる。

「ねえ、俺に役得はないの?」

その時、背後で、貴島さんがのんびりとつぶやいた。

「はからずもキューピッドとなった俺に、ご褒美があってもいいんじゃないの?敦賀くん」

なにをいうんだ、この宿六は。
混乱をさらに助長するかのような要望に、黒い呪詛を彼に向かって飛ばしても、
貴島さんには何か特別な存在に守られているかのように、あっさりとスルーされた。
たぶん、悪気とか、邪気とか……そういうものに、感応する感覚感情を、持ち合わせていない人なんだと思う。


「じゃあ……みせてあげようか、最上さん 」

何をですか……?と問うまでもなく、首筋を舐められて。

……私は、かすれた悲鳴を上げた。


***


何をされているのかわからないけれど、敦賀さんの両手がそこを弄繰り回して、私を苛める。
指先から沁みる快感に、抗えない。
貴島さんが見ているというのに、私はあさましく、淫らに腰を振ってしまった。

「……やだ、いやです……つるがさ……」

わたしの荒い息、どうしても漏れてしまう、引き攣れる淫らな声、
そこを弄られるたびに、耳を覆いたくなるような穢れた水音が、個室内に響く。

「この子、処女なんだっけ?」

貴島さんが、どこか喉にからんだみたいな、普段はあまり聞くことがないような声で、囁いた。

「……そのはず、だけど……?」

後ろの、敦賀さんの声も、いつもと違う。
男の人、二人の物騒な気配に、私のなにかが怯えていた。

「ね、最上さん……こんなこと、はじめてだよね……?」

(『彼』と、こんないかがわしい遊びに耽ったりは、していないよね……)

言外の、刺すような言葉が、私を苛める。
彼、彼って………ショータロー?

私が、奴と、こんな?

おもいがけなすぎて、かえって混乱した。
でも、考えてみれば、私はあいつに恋をしていたわけで……
一緒に暮らしてたりもしたのに、遂に一度も、そんな雰囲気にはならなかったのは、考えてみれば不思議だった。
それは、私をして地味で色気のない女、と称しているいまいましいあいつにしたら、当然のことだったろうけれど、
私にとっても、あいつは、男ではなくて……なんだろう?大好きな、大好きな……

「それ以上は考えなくていいから」

ギクリ、とした。それと同時に、一番刺激の強いところを、捻るように抉られて、ひぃ、といやらしすぎる声をあげてしまった。
腰を引いて逃れようとすると、掴まれておなじ愛撫を繰り返される。
敦賀さんにいじられながら、あいつのことを考えていた事を、暗に責められているみたいなそれに、私は腰をくねらせた。

「清楚なくせに、淫乱な処女って反則だよなあ……」

貴島さんの、感に堪えない、といったような声に、なにをいってるんですか、あっちにいってください、と心の中で毒づいてしまう。
なんだかよくわからない体の状態で、じんじんしてしまうし、はあはあという自分の呼吸が耳障りで、心臓がすごい勢いで鼓動をくりかえしていて……

そして、わたしのからだに、得体の知れない『なにか』が起ころうとしていた。

(……や……っ、これ、なに………?こわい……――――)

つま先がつっぱって、足がのばしたくてたまらない。
めちゃくちゃな快感が、敦賀さんに弄られているそこから全身に沁みていく
頭の奥が、そこが、甘く痺れるような、ひどい官能。

「すっげ、めっちゃヒクヒクしてる、エロすぎ。いいなあ、ここ、ブチ込みてえ……」

誰かの声。いや、こわい。

「駄目だよ?これは、俺のだから」

そんな、勝手な言葉にだって、痺れるようで。

「……どうしようか……いかせてあげようかな、それとも……それは、入れてからのお楽しみにするかな?」

「こんなところで?処女をやっちゃうの?敦賀君案外鬼畜だね」

「……そんなこというけど、この子、無自覚なドSだからね、ここで逃がしたら、二度と俺の前にあらわれないことも有り得るんだよ?」

「……へえ?こんなメロメロになってるのに、逃げちゃうんだ?……ってさ、敦賀君それって」

クスクスと笑う声

「敦賀君に追ってほしくて、捕まえられてめちゃめちゃにされたくって、逃げちゃうんじゃない?ドMだよ……この子は、ドM」

「そうなの?」

最後は、私に向かって言ったみたいだった。
唇を噛んで、ふるふる、と首を横に振る。でも、顔はきっと真っ赤だと思う。
貴島さんが言った、『敦賀さんに追われて、捕まって、めちゃめちゃにされる』という言葉に、
本音をつかれたみたいに、胸が痛んだ。

「……ね?」

すると、貴島さんはそんな私を見て、また笑った。
百戦錬磨のプレイボーイには、わたしみたいなのの思考パターンは、手に取るようにわかってしまうのだろうか。
自分のことだってわからないのに、見抜かれて、気づかされてしまう……。
こわい、こわい……。

「この子、敦賀君のことすごい好きだよなあ……なんでいままで、気づかなかったかなあ……」

そして、彼は、伸ばした指先でほんの一瞬だけ、わたしの乳首を弾いた。

「きゃ……」

「こら」

敦賀さんが尖った声を出す。

「でもって、敦賀君なんかあり得ないくらいこの子にイカレ㌧チキだよね、なんで気づかなかったかなあ」

飄々とかわして、立ち上がると、貴島さんはからかうように囁いた

「これ以上みてると、俺の息子が暴発しちゃいそうだから、行くね。ま、行きがけの駄賃ってことで(←貴島さんまちがってます byキョーコ)外で見張っててあげるよ……お手柔らかに」

最後は、敦賀さんにむかって、からかうように。


個室にふたりきりになる……。
いじられ続けていて、淫靡な空気はそのままなのに、なぜか不思議としんとした空気が落ちてくる。

敦賀さんは、そっと私の顎をもちあげて、キスをした。
それだけで、私は、じん、となってしまう。

やさしい、思いのこもった、くちづけ。
彼は、手をあげて、私の身体をかえし、向かい合わせにすると、両頬をはさむようにして、深く噛みついてきた。
されるがままになって……誘われるように舌を吸われて。
おずおずと差し出すと、絡め取られて、きつく吸われた。

息が上がる。

いやらしい、キスだけで、こんな。

こんなふうに、こんな……ふしだらに、なってしまうなんて。

わたしはいったい、どうしてしまったんだろう。


「……最上さん、――――好き……」


低く囁かれて、脳が痺れる。
それはほんとうに、悪い魔法みたいだった。


「……君が、逃げないっていうなら、ここでやっちゃうのは我慢してあげるけど……――――どうする?」

どうするって、言われましても。
やるって、やるって……なにを?とは、言えない。そのくらいの知識はいちおう持ち合わせてはいた。
でも、それを敦賀さんと自分が行うとか、そんなところを想像するのは有り得なさすぎて。

すると彼は、私をひざに乗せたまま、片手でベルトを外して、なんだかとてもふしだらなしぐさで前をくつろげた。

(……!)

ぶるっと、身震いが出た……のは、なぜだろう?

嫌悪感、もあり、恐れ、もあって、でも、それだけでなくて。
敦賀さんの秘めたところを、見てしまった、という、有り得なさと、くすぐったいような、なにかと、パニックと。
いろんな感情がごちゃごちゃになって、ひとつにまとまらない。

「…………最上さんに入れたくて、カチカチになってるよ……」

敦賀さんにそんな風に言われて、馬鹿みたいに真っ赤になってしまう。

「……入れないから……いやらしい遊びをしよう……」

そして、彼は、私の腰を掴んで、持ち上げるようにすると、びしょびしょになったそこに、その先端を押し付けた。

「や……っ」

「入れないから……」

腰を取られて、前後左右に。回すように。敦賀さんのそこで、わたしのそこを、ゆっくり擦られて、たちまち官能に火がつく。
なによりも、彼と、そんなとんでもない秘め事を、ふしだらを、しているのだ、ということに、たかぶってしまう。

「……ぬるぬるだ……」

(あっ、あっ……、――――ひ、あ)

私は、おもわず、敦賀さんの首にすがりついた。

気持ちいい。

いやだ、気持ちいい。

どうしよう……どうしたらいいんだろう。

気が付くと、彼の手が止まっている。動かされてもいないのに、
私は自分で、自分のそこを、敦賀さんのそこに擦り付けて、喘いでいた。

「……俺が好き?」

敦賀さんが悪魔みたいに甘く囁いた。
反射的に、こくり、とうなづいてしまう。

好き――――、敦賀さんが好き。
こんなこと、こんなとんでもないふしだらをしてしまうくらいに、大好き。

だから、認めたくなんかなかった、気づきたくなかった。……絶対、知られたくなかった。
この感情は、止めようがない。どこまでもエスカレートして、とんでもないことになる。

彼は、私のいらえに満足そうにほほえむと、私を立たせてうしろをむかせ、扉に押し付けるように抱きすくめてきた。

大きなからだにすっぽりつつまれる、安堵感。
そして、彼は、私の足を自分の足で挟むようにすると、
腿の間に熱くて硬いものを押し込むようにして、おもむろに激しく腰を振った。

敦賀さんの熱が、私の敏感な部分を淫らにこすりあげる。
のけぞって、彼の胸に頭を擦り付けるように喘ぐと、首をねじまげるようにされて、キスされた。

ぐちゅ、ぐちゅ。

ありえないところが擦れあう淫らな水音。
敦賀さんの荒い息。時折漏れる、うめくような、甘い声。
ふだんの彼からは、想像もできないような、いやらしい姿。

どうしようもなく胸が軋むのは、そんな敦賀さんを知ることができる、悦びを、私が確かに感じているからだった。

淫らなリズムでこすりあげられて、頭の中が白くスパークし……

………――――その時。

慌ただしく走ってくる気配と、貴島さんの焦りきった声が、鼓膜をふるわせた。

「敦賀君たいへんだ!……ってか、きみらインタビュー終わってなかったの!?馬鹿じゃないの!?スタッフ血眼になってきみら探してるよ!」

「あ」

「え」

気を取られ、血の気が引き、頭がまっしろになって――――気づいたら、なぜか顔が濡れていた。

(え? )

何が起こったのかわからない。
そっと触れてみると、ぬるぬるした、白い………

「なにしてるんだい、はやく……うわあっ!」

苛立たしそうにドアをあけた貴島さんは、私の惨状に5メートルくらいとびのいた。

「……なにそれ、なんでそんなことになってるの、なにが起こったの」

後ろを向くと、敦賀さんが顔を手で覆って、目をつぶっていた。
こころなしか、頬が赤い。バツがわるそうに、低く呟く

「……驚かすから……コントロールできなかった……」

「にしてもなにこれ、なにこの量、なにこんな溜めてんの!そうとう抜いてなかったわけ?」

「……積年の、その、恨み節的な……それが」

……ええと、つまり、この、これは。
敦賀さんの……

(ええええええええ)

かあっとまっかになってしまう。

「それにしたって、こんなにぶっかけちゃうことはないでしょうがよ、インタビューどうするの」

はっ!そうだ、すっかり忘れていた。インタビュー。
私は、真っ青になった。

「と、とりあえず、京子ちゃんのめんどうは俺が見とくから、敦賀君だけでも行って、場もたせときなよ」

「それはダメ」

やけにきっぱりいう声に、思わず敦賀さんを振り向くと、
彼は、わずかに唇をとがらせるようにして、憮然と立っていた。
私の視線に気づくと、頬をじゃっかん赤くして、ぷい、と横を向いてしまう。

「なにそれ!この期に及んで、やきもち!?やきもちなの?もう、俺は勝負しないっていってるじゃん!」

私たちのことなのに、すごく必死になってくれる貴島さんと、
普段の彼らしくなく、やけに意固地に子供っぽく拗ねるような敦賀さん。
私はなにをどうしたらいいのかわからなくて、それを馬鹿みたいにみつめていた。
恋はやっぱり、猛烈な勢いで人を愚者(バカ)にする……というのは、本当かもしれない。

「……敦賀君って……そんな百戦錬磨な顔して……テクニックだけはあるくせに、もしかして」

はた、と貴島さんが止まった。
恐ろしいものを見るように、敦賀さんを見る。

「恋愛経験値、めっちゃ低い……?」

そういえば。

いつか、そんなようなことを、坊の姿で敦賀さん本人から、聞いたような。

(恋愛経験が、ないって言った……?)

ばばっと、顔が赤くなるのは、連鎖的にその時のことを思い出したからだ。
恋の予兆を感じる相手が、女子高生だって言った。

あのころから、もしかして。

敦賀さんは、もしかして。

(――――私のことを……?)

「………おい、蓮、いるのか……っ!?大丈夫か、倒れてたりし…… うわあ!!!」

ふいにバタバタと駆けてきたもう一人のひとが、個室を覗き込みざま、
さっきの貴島さんみたいにとびあがって5メートルあとずさった。
社さんだ。
私は、次々に繰り出されるジェットコースターのような展開についていけてない。

「き、キョーコちゃん……って、蓮、おま……――――え?なに、これ。なにがどうって……え?」

しかしそれは、社さんにしても同様みたいだった。


「あなた敦賀君のマネージャーさんだったよね、ちょっとさ、上に部屋とって、この子の支度、整えてあげてよ」

妙に実際的なところを見せて、貴島さんがキビキビと指示を出す。

「積年の思いが実ったらしくって、敦賀君ボケちゃってるから。俺はこの色ボケ君インタビューに連れてくから、その間に頼むよ」

それならいいよね!?と敦賀さんに向かって挑むように言うと、
敦賀さんは開き直ったようなけしからないしぐさで軽く肩をすくめた。

「社さん……すみません、よろしくお願いします」

仏頂面なのは、恥ずかしいから……だと気づいた。
その瞬間、胸がきゅきゅーっと音を立てて軋んだ。

私は、そうだった。
こういう、なんていうか、敦賀さんの多面性に、弱いんだった。

「………最上さん、ごめんね?」

彼は、私のまえにしゃがんで、ハンカチを差し出すと、恥ずかしそうに目を伏せた。
わざとやってるなら、すごい、と思うくらいに、私の心臓にくる。

私は、真っ赤になったまま、ちいさく頭を振って、それに答えた。


きりきりと貴島さんにひったてられていく敦賀さんを見送って、ふと社さんを見上げると、
なんだか目をきらきらさせて、ガッツポーズを披露されている。

「……あの……」

よく考えると、こんな有様、恥ずかしくて、消えてしまいたい。
いままで生きてきた中で、最高に恥ずかしい。
こんな辱めをうけなくてはならないような悪事を、私は前世あたりで犯してきたのだろうか。

「……蓮さあ、やっとキョーコちゃんに、好きって言ったんだねえ」

え?

感に堪えない、といった声音の社さんをきょとんとして見上げると、彼の顔がさあっと青くなった。

「え?まさか、あいつ、無理やり……!?」

「……な!そんな…!ちがいま……」

とんでもない誤解に、あわてて否定して、私の中に、ようやく観念するような気持が生まれた。

そう、無理やりなんかじゃない。
試すように、焦らすように、とんでもないやり方で、こじあけられはしたけれども。

社さんは、そんな私をどう見たか、ふっとやさしく微笑んで、次の瞬間、敦賀蓮の敏腕マネジャーの顔になると、
携帯でどこかに連絡し、ちょっとだけまっててね、と外をうかがった。
やがて、彼が抱えてきたバスタオルに頭ごとくるまって、人目を避けるように、上階の部屋に連れられた。

そして、シャワーを使わせていただいているあいだに用意されたヘアメイクのあれこれを、出た瞬間あっというまに装着されると、
時間にして10分もたたずに、私はふたたび二割増し美人仕様にしたてあげられていた。

あらためて、敦賀さんのとなりで、ダークムーンのインタビューを受ける。

目が合うのが、くすぐったくて、恥ずかしくて、でも。
隙を見て、こっそりと敦賀さんが私の手をにぎって。
躊躇いながらも、その手をそっと握り返すと、敦賀さんは今まで見たことがないような、可愛い顔でにっこりと笑った。

もう引き返せない、愚者(バカ)の道に、歩き出した私を待つ明日は。

吉と出るか……凶と出るか。

――――こんなはずだけは、なかったという物思いは、また別の話で。


<了>


*****
やっぱさー、どうしたって、18禁の方長くなるよねー(号泣)

17:43  |  コねた集  |  Trackback(0)  |  Comment(20)

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 |  2012.08.31(金) 18:49 |  |  【編集】

舞ってた!!!

わーい18禁バージョン待ってました!!!
途中、さんぴーになっちゃうのかとドキドキしました~!豚さんどんだけ鬼畜なの!?ってw
しかし清楚な淫乱処女っていいですねぇ(*´エ`*)
この夜は盛り上がるんだろうなぁ
あ、社さんが押さえた部屋そのまま使うのかな?w
色々妄想が広がりますね
大変美味しゅうございました
ごちそうさまでした!!!
愛犬う○ち |  2012.08.31(金) 18:54 | URL |  【編集】

え、えろい

こんばんは、え、鬼畜でエロイです。


貴島さん。。かわいそうなんだか役得なんだか

そうかぶっかけってこういう意味だったのか
18禁の蓮さまって、かわいいなあと
思いました。
えろいけど、読後は、蓮さまかわいいなあと。
ぶっかけネタがでてこない。逃げてもいいですか。。。
perorin |  2012.08.31(金) 19:13 | URL |  【編集】

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 |  2012.08.31(金) 19:38 |  |  【編集】

全年齢仕様を考えていない私が通りますよw

R18シ用←シクシク 仕様 (   )キ・・(  *゚)キタ!( *゚∀)キタ!!(*゚∀゚*)キタ━━!!!

家に帰るまで待てずに思わず公共の場で見ちゃったじゃないですか~
思わずニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤニヤニヤ(・∀・)ニヤニヤしちゃったじゃないですかぁぁぁぁ!!
butaさんなんか、あいしてるます!! (コーフンが収まっていないようですw)
ヒョー㌦ |  2012.08.31(金) 23:47 | URL |  【編集】

酒酔いでフラフラと読みにきたら、さらに酔わされました!って感じですw(←本能に忠実モード)
いいな~♪いいな~♪18禁バージョン最高です♪
さにー |  2012.09.01(土) 01:09 | URL |  【編集】

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 |  2012.09.01(土) 10:02 |  |  【編集】

あklsjふぇjgtlwえj;アワ((゚゚дд゚゚ ))ワワ!!
壁をコンコン、の辺りでこっちの心臓が飛び出しましたYO!!!
貴島くんが場馴れしてる感じがまた(しかも触ったな!)
しかし敦賀が悪いオトコすぎる・・・・・・w

うんさんの言うとおり、この夜は社さんに取らせた部屋にお泊り確定ですね(*´∀`)
きゅ。 |  2012.09.01(土) 12:40 | URL |  【編集】

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 |  2012.09.01(土) 22:01 |  |  【編集】

ぶっかけ祭りの設営がんばってるよぉー!!

今日は一日、なんかエロとかアダルトとゆうだけで、
お天道様の下は歩けない、とゆうような、
そんな人生の裏街道を感じさせられていました。

禁 止 ワ ー ド な ん か 大 嫌 い で す!
文 字 数 制 限 は も っ と 嫌 い で す!


■隠密の衆人環視にズキドキさん
懐の深さに深く感謝の頭をたれずにはおられません!!!

馬 の 骨 一 掃 セ ー ル 中!(意味不明)


■サンピーを心配した人

ひかえおろう!いかな豚でもそのくらいの空気は読む!
(←読まなかったらどうするつもりなんですか豚さん byうんちゃん/偽)

いや、たぶん敦賀君のことだから、キョコたんのためにスイートとっちゃうんじゃない。
……と見せかけて(以下略)


■絶対逃がさないからねの人
は、はい、ぶっかけとはいわゆるひとつの、こんな感じ、でもあります…が
別にそれが必須条件というわけではなくって、なので

逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ 脱げちゃだめだ 逃げちゃだめだ(←もういいって)


■貴島さん萌え(?)の人
シンパシーをありがとう!なんていうか、そのへんの好みとか、一致するとうれしいです。
しかし。

>いい具合にカリがクリちゃんに攻めるのでかなり良いらしいですね。


あ な た っ た ら、 や っ ぱ エ ロ い …… ッ !バッ


■全年齢向けを考えてくれないちゃん
よ、読んでくれよぉ~
豚子、エロなくってもいっしょうけんめい頑張ったんだよぉ~

あっ。
豚 子 だ っ て 愛 し て る!!!


■酒に酔った時は……

早  く  寝  な  さ  い!


■朝からウクレレさん
い ろ い ろ と 新 境 地 を 開 拓 し て み ま し た!(グッ)
しかし、あれですね。ブタログに慣れてくださってる懐の深いw系の方々は
豚がキョコたんを犯すふりをして、実は敦賀君をお ピー ガダッバタバタドガンガガン ピーポーピーポー


■触らしちゃってごめんなさいのひと
ユーのコメントの「この夜は……」のくだりで、某14歳の母だったかのドラマの初子作りシーンで、
都会の真ん中にいきなり避暑地の森の中のペンションみたいなが登場したことをおぼろげに思い出しました。

敦 賀 君 な ら 同 じ 魔 法 が 使 え る か も し れ ま せ ん。

キョコたんのロストバージンのために、都会の真ん中に海の見える白いホテルとか出現させるといいよ!


■壁にむかってるのにガン者とはこれいかにのひと
うん、そこ、豚子も悩んだね。
で、色々図解とかして(嘘)キョコたんをこう配置して、敦賀君がこういう角度で進入して、
こういうタイミングでこうしたならばあながち不可能じゃないことをシミュレートしました(嘘)

……いくとこまでいきたいものですか、そうですか……(思案顔)
ようし、今からケータイでエロマンガ読んで、ソーヌーのバリエーション勉強してくるお!(嘘)(←ダメでは)
buta |  2012.09.01(土) 23:58 | URL |  【編集】

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 |  2012.09.03(月) 04:16 |  |  【編集】

ぶぉぉぉぉぉぉっ

四回目読んできましたお!こんにちは!
まさかのタイトルに、おいたんの名前を見つけてビックリですよ!!!
そしてRが増えてたことに感動の涙がナイヤガラです(ノ□T)
さ す が のエロエロ具合で私もラロラロです←何が。
ご馳走さま!そして、ご馳走さまでした!大切だから二回言ってみた。
貴島くんのしたり顔からのおかん化がもう、楽しすぎてすぎてw
そりゃ蓮さんの恋愛経験値の低さもバレる罠ぁ( ̄∀ ̄)うぷぷ

ぶっかけ企画のハードルの高さを感じつつ、私もぶいさんみたいなエロテロリストになれるように頑張りまする!

あ。宿題も持ってきますからね!←忘れてはないんだよ。
そやえもん |  2012.09.03(月) 14:52 | URL |  【編集】

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 |  2012.09.04(火) 01:29 |  |  【編集】

そして、【訓練】震災時安否確認に取り残されマスタ。


シクシク……シクシク……


■ツイッ太してないひと
そっか……考えてみれば、そだよね、しない人もいるよね……。
スマンコ……。

>衆人姦視シリーズ

ちょwシリーズw でも確かにさりげに3人(松、村雨君、貴島君)済んでるw
あと、リーダーとレイノ?レイノはなんか、二人がくっついた後はキョコたん見るだけで夜も見えそう。
で、げんなりしてそうw
リーダー……彼の前でエロごとを行うって、どんなシチュだろw、
あれかな、ナッちゃん憑きのキョコたんが、リーダーにふたりだけの秘め事シマショってったのがバレて、

敦賀君『へえー……?(トゲトゲ)』 みたいなところからはじまっちゃうのかなwww

………あなたがキョコたんに謝るのなら、
豚子は敦賀君に謝ろう。

ご、ごめんね……。

PS
たぶん、敦賀くんは貴島くんがキョコたんにぶっかけるのも許さないと思うなw
貴島くんがイク瞬間に、手を伸ばしてコキって方向変えると思うw
で、貴島くんが『のわああ』とか叫んで、軽く涅槃を見ているのに(←方向変えるだけじゃなかったらしい)
バッチイもの触っちゃったとか壁に手をぬさくりながら
爽やか笑顔で『最上さんにかけちゃダメだからね』ってキュラキュラしてそう。


ど ん な 奴 だ。


■エロテロリストかっこいい!

な ん か も う、 色 々 と も う し わ け な さ す ぎ ま す!!!

この カリ  (←あっ)(またか)(もういい)もとい、借りは、必ず返すのです。
貸し帳にツケといてくらさい!!!

宿題ゴッコうおうおうお~♪♪♪


■隠密の、ギュンギュンさん
勇気を出して、豚穴においでますいたいけな娘さんハスハス。
まさに『おケツに入らずんばお痔を得ず』みたいな?(正体不明)(←既に意味不明ですらない)
まあ、元々こんな真剣にふざけたところなので、
読み逃げというか、読んで下さることが宝なのですが、
基本誘い受けのかまってちゃんだから、かまってもらえると超ウレシャス、
こころから、感謝をして、炎の舞を踊るよ!

カモン・レッツ・リンボー・ダンス!!! ドドスコズコズコ。

………。


(豚はもうだめかもわからんね)


***

……って、こんなこと書いてるから、ガッちゃんとかに
豚語は何を言ってるのかぜんぜんわからなかった、
宇宙から来た物体Xかと思った。……とか言われちゃうんだな。

ガチバトル上等!!!
buta |  2012.09.04(火) 17:08 | URL |  【編集】

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 |  2012.09.04(火) 20:32 |  |  【編集】

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 |  2012.09.05(水) 00:24 |  |  【編集】

9月ってやばいよね。

いつも9月って、気がつくと終わってる。
気がつくと10月になっている。
なんていうか、走馬灯のような月、シュッとしすぎてる。二度見せざるを得ない。
毎日あっちいけど、でももう『夏』じゃないなあ……。
センチメンタリズムの匂いがするお。

本誌出てるですね!未読です。(←ガスガスと壁を叩く豚)
昼休みに買いに行ったけんどもコンビニながった。
てか、少女誌自体が置いてなかった。
少年誌と青年誌と大きいお友達誌しか置いてなかった。


爆破したい。


■隠密の全走行距離2000㌔さん
思えば遠くへきたもんだすぎます!(2000㌔的にも時間経過的にも)
でも、豚はyouがお元気でいらしてくださってとても嬉しい。
あまつさえ、読んでいて下さってほんと嬉しいお。

赤さんはもう、赤さんじゃなくなりましたか(笑)うちとこもです。
月日が走馬灯のようです。
こそこそじゃなくって、どうどうと居座ってほっすぃでえーす。

お体はおいといくだされよ~


■リンクいっとく???(笑)
そうなのだ、youは家もちさんだった。
でも、それを知ったのは沈没するはるか以前、
マシンが壊れるはるか以前だったから、
教えてもらったとこと同じかはわがんないな。

バ㌧、回ってたぬえ~。楽しかった。

豚が、がっちゃんのファーストインプレッションの
驚愕には適わないのは本望です!!w


いろいろいろいろだけんども、
お体はおいといくだされよ。
くれぐれもおいといくだされ。

股!
bua |  2012.09.05(水) 14:13 | URL |  【編集】

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 |  2012.09.06(木) 03:02 |  |  【編集】

リンクイヤん

おんなじとこやで~。

>リンク
これこれ^^、隠れてるんやからやーめーてーv-12。。。このままこっそりが身におうとりますわ。
某瑠 |  2012.09.06(木) 09:03 | URL |  【編集】

午後出勤

おはようぉ、今日は団地のごみ集積所の掃除当番なの。
朝からいい汗かいたお~。


■人生いろいろ、ツールもいろいろ
あああ、そんなことない!
あああ、そんなことない!

そんなこと言ったら、豚子なんか既に前世紀の遺物だおっ。

ツイッタは、してない人が、してる人のアカ覗くのだけでも大変と思う。
ぶっちゃけ、何話してるかとか何言ってるかすらわがんないと思うよ。
だから、ROMれなんてそんな鬼畜なことは言えません。
書き方悪くってごめんね。

便利な場所、楽しい場所はいっぱいあるけども、
大切なホームグラウンドで、二次をゥpさせていただくのはやっぱりココです。
ココよりほかに、いくところがありません(← )

見捨てないでおくれ~

さて、恒例のレス返しです!

>その一
>レイノ姦視は萌えない

でもさ、ふと思ったんだけど、あの魔界の住人、キョコたんのことヤろうとしてたよね?
するってえと、いちおう性欲っぽいもの、あるんだよね?

軽井沢のあの森の中、キョコたんの肉体にふしだらな魔法をかけて、
さあいただこうという時に、駆けつける敦賀君(どこでもドア~)(← )
ボッコボコのタコ殴りで、魔界の住人をやっつけて、「最上さん、もう大丈夫だよ」と抱きしめれば、
淫乱魔法によって、肉体の小悪魔と化したキョコたんが、「つ…敦賀さん、さわっちゃ、いやです…」と身悶える。
するとボコボコ(以下略)君、「キョーコの身体は男にヤリまくられないと元には戻らない」などと衝撃の告白!

敦 賀 君、 超 ラ ッ キ ー!!!

そして、あとから遅れてきた松君が、魔界の住人の前でヒイヒイ言わされてるキョコたんと、
手を変え品を変えキョコたんを堪能する敦賀君を茫然と眺めれば、それはそれで

萌 え る よ う な、 萌 え な い よ う な …?(首かしげ)


>その二
>〉貴島くんがイク瞬間に、手を伸ばしてコキって方向変える
>ぶほっ!なるほど、まさに手コキ!(笑)

…… 気 が 付 か な か っ た ……>てこき< ガカッ (雷鳴)(白目)

ダジャレキングを目指しているのに(嘘)くやしい……!!


>その三
>まさにぶっかけ祭り

***以下コメント引用

「敦賀君たいへんだ!……ってか、きみらインタビュー終わってなかったの!?
 馬鹿じゃないの!?スタッフ血眼になってきみら探してるよ!」
 
「あ」

「え」

「なにしてるんだい、はやく……うわあっ!」

ドアを開けた瞬間、何が起こったのかわからなかった。
そっと触れてみると、ぬるぬるした、白い………

――――気づいたら、なぜか顔が濡れていた。

「……なにこれ、なんでこんなことになるの、なにが起こったの!?」

敦賀君が顔を手で覆って、目をつぶっていた。バツがわるそうに、低く呟く

「……驚かすから……コントロールできなかった……」

「ちょっと!ちょっとちょっと!!(←古)」
 
個室の外にまで悲痛な叫びが響き渡る―――。

「俺、ぶっかけたことはあっても、ぶっかけられたのは初めてだよ!!!」←ズッガーン


***引用終わり

………。(じっとみかんちゃんを見る豚子)

ま さ に ぶ っ か け 祭 り!!!
(そしてそれだとおそらく角度的にキョコたんにぶっかけるほど無理がない)
(親指を立てる豚子)
しかしそんなあなたに貴島くんからひとこと。

貴島「 最 悪 よ ぉ ~!!! 」

それで、あとの始末を全部ヤッシーにやらすってんだから、

社「 えええええおれええええええ?!(精神面のフォローは仕事のうちだけど、肉体面はちょっと…) 」

……まさに誰得!!!w


■ウフフ
よかった!!!>おんなじとこ<ありがとね~!!!

しかし、色々ときゅきゅーっときますがな。はうあ~。

リンク、残念。
でもまあ、大人の隠れ家的魅力がいっかな!
身体はいとうてくだされよ、ほんまに。
buta |  2012.09.06(木) 10:17 | URL |  【編集】

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