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2007.07.24 (Tue)

お風呂場物語02

■蓮視点

More・・・


ずぶ濡れの服を脱ぎ、頭からシャワーを浴びた。

かつてあの子が代理マネージャーとしてこの部屋に泊まった時は、
後に自分があの子にこれほど夢中になるなどとは思いもしなかった。
当然、疚しい気持ちなどは微塵もなく…あの子にシャワーをすすめたものだ。
あの時の自分の余裕というか…清らかさ加減が懐かしい。

いま、この瞬間にあの子が俺の手の届くところでシャワーを浴びている、と意識すると、
胸奥に微かなさざ波が立つ。
たったそれだけのことなのに、体の中心に灯ってしまった熱に、俺は激しくうろたえた。
体のほてりを冷ますように湯の温度を下げても、あまり効果はなかった。

早々にシャワーを切り上げて、あまりラフな姿にはならないよう、敢えてきっちりと服を着込む。

あの子の服が渇くまでの着替えをクローゼットの中から見繕っていると、
それだけでまた怪しからない気分が湧いてきた。
……少し欝陶しい。

ため息をついて、バスルームに向かうと………。

大きな雷鳴が轟いて、電気が消えた。
停電………とは、これはまたお誂え向きに………一体誰たちの陰謀だ。

リビングに取って返し、懐中電灯を持ってバスルームに続く前室からあの子に声をかける。
中からはひどく震えた小さな声でいらえがあった。

腰がぬけて動けないと。

役得なのか、地獄なのか。間違いなく生殺しには違いないであろう状況に、
俺は覚悟を決めて浴室へのドアをあけた。

暗がりにうずくまる白い体を出来るだけ見ないように、バスタオルでくるむ。
そのまま抱えるように立たせる、タオルごしの……。
意識するな、してはならない…とブツブツ念じながら
勢いよく噴き出すシャワーを止めようと手を伸ばした時…………。

大きな閃光が空を引き裂き、彼女が悲鳴をあげて俺に抱き着いてきた。
しがみつく柔らかい体に動転し、足を滑らせる。

衝撃。思いきり腰を打った。
痛みに顔をしかめ……………気がつけば、裸体のあの子を上に乗せ、この上なく最悪な状態に陥っていた。
この時ばかりは自分の無表情癖が有り難かった。
すごい勢いで身を起こして、謝りながら俺を気遣うあの子は…確実に自分が裸体であることを失念し…。
だから。

掌にすっぽりとおさまりそうな未成熟な乳房が…………
俺の目の前に。

色の薄い……かわいらしい乳首が、震えて…………
俺の目の前に。

濡れた布ごしに、俺のふとももあたりに、跨がったあの子の温もりがダイレクトに…。

俺は無意識に、あの子の柔らかいお尻を掴んでいて……。

さすがに―――――――――― 勃起した。
これで反応しない男がいたらお目にかかりたい。

彼女は俺の視線に気付き、自分の姿を見下ろした。
裸体であることを思い出した羞恥に真っ赤になって声をあげた姿が愛らしすぎる―――――と思っていると、
その瞬間実にまたタイムリーに落ちた稲光に悲鳴をあげて俺にしがみついてきた。

押し付けられた、二つの柔らかすぎる膨らみ。
その突起がもはや布に隔てられているとは思えないくらいの生々しさで俺に擦りつけられた。

気が遠くなるほどの欲情。この子はあの時、どんな声をあげ、どんなふうに身をよじるのか。
恐怖に必死で俺にしがみついているあの子のスキをついて、隅々までその裸体を眺め、
さりげなく抱きしめて……思いの中で犯した。

(………やりたい……)

喘いでしまいそうだ。
あの子の尻を掴んだ手に力がこもった。

お嬢さん。
カミナリなんかより、俺の方が。
君が今しがみついているオオカミさんの方が。
よっぽど怖くて、危険ですよ……………。

「……………さすがに、これはちょっと……」

呟くと、あの子は顔をあげた。
視線が交差する。
俺は身内に沸き起こる衝動と戦い…多分勝てそうだ、とほっとする。
あの子の腹にあたっているだろう俺自身に、あの子が気付かないのが幸いだった。
結構大胆に反応してるんだけどな……と思うと、少しおかしくもなり、また多少自信を失いそうにもなった。
男として全く意識されていない落胆と、思いがけず大きな信頼を寄せられているほのかな喜びの複雑なジレンマ。
だから…この子には、こんなふうに俺の化けの皮を剥がしてしまってはならないん…だろう…なと。(涙)

濡れたバスタオルで体を隠すように促すと彼女は素直にうなづいた。
ふと、その目が泳いで、顔だけで後ろを振り返る。
俺に掴まれている臀部にようやく気付いたらしい。
俺自身も半ば無意識に掴み続けていたのを、さりげなく離し………。
視線がはずれた瞬間、目の前で無防備に揺れる朱色の乳首をいやらしい思いを込めて一瞬舐めあげてやった。

……このくらいの役得とお仕置きはしたって良いだろう。
無意識にしたって、俺は随分玩ばれているのだから。
あの子は驚いて振り返り、俺を見た。
勿論、尻尾を掴まれるようなヘマはしない。シレッとした顔のまま、対応する。


新しいタオルを渡して、ものいいたげに見つめるあの子を尻目に、俺はバスルームを後にした。
一刻も早く帰してしまおうと思う。

そして、俺は………。

多分、今夜は眠れない。


(END)

04:49  |  コねた集  |  Trackback(0)  |  Comment(6)

Comment

ナイスお風呂どっきり

やー読みながらニヤニヤしっぱなしでしたよ。
舐めたのは、思わずじゃなくて、確信犯だったとわ!素敵にへたれな夜の帝王だ。
つっつー |  2007.07.24(火) 19:16 | URL |  【編集】

くくく

いや、ナイスです。
K&Rサイドセットで、なんとも楽しいハプニングですねv
生殺しの蓮が敢えて堪え切ったところは褒めて使わそう。私的にはそのまま「教えてあげようか?」的展開もおいしそ…いえいえ、良かったんですけどねv
 |  2007.07.24(火) 21:16 | URL |  【編集】

蓮視点、サイコーでしたv
キョーコ視点では「クールな敦賀さん」のようでしたが、生殺しに耐える蓮の密かな仕返しがイイ!
けれど仕返ししたようで、そのオパーイの味に後で悶々とするハメに陥りそう。キョーコの顔を見ては、『しゃぶりたい…』と思い出し○起・・・


先日は発端イラもアップしていただいて有難うございました!コラもステキですが、イラスト描かれたらまた是非見たいですv
たぁにゃ |  2007.07.25(水) 01:02 | URL |  【編集】

新しい朝が来た(ラジオ体操的に)

■つっつーさん
へタレでも夜の帝王!!へタレでも夜の帝王!!




■くーさん
蓮とキョコが告白後verとかだったら、
あのまんまなだれ込んでもOKですよね……。
なだれ込みたいですね…。
でも問題は、あたいに濡れ場表現のバリエーションが乏しいことだ!!
(そんな事言い出したら私のSSなんていつも“ふと”首をかしげたり、
大きく目を瞠ったり眇めたり、体を震わせたりしてるばっかなんですが)(←自虐)(自ギャグ)


ザツライ!!オケイアイシー!!レッツフィリピンダンス!!




■たぁにゃさん
蓮ver書いてて面白かったとです。やはり、エロはいいです。


>オパーイの味に後で悶々とするハメに陥りそう


確実に陥りそう(笑
悶々としているヘタ蓮に萌えるわたしがここに。




■お風呂場物語をあなたに。
あっ……!!! 最悪、寝ぼけていたら、自分のコメント消すつもりで、
ななしさんから頂いたコメント間違えて消してしまいました…。
ごめんなさい、うわぁ、口惜しい……。すごい嬉しかったのに。


お風呂のネタを有難う。愉しかった…とっても。
………そうか……決壊誘導か……!!
………それはなかなか美味しそうでありますなぁ~。


痴漢電車とか。ニシ。
豚さん |  2007.07.26(木) 05:01 | URL |  【編集】

こちらこそ

萌えをありがとう!(*´Д`)
たのしかった!
ななし |  2007.07.26(木) 20:32 | URL |  【編集】

真我の吾

コメント消しちゃってあらためてごめんなさい。
一昨日からずっとくよくよしてます。
何だか宝物失いた気分です。
テンパりながらの更新は駄目だなあ…。
昨日の私のレスは、どれもこれも浮足立ってて恥ずかしいです。
…はたから見る分にはいつもとかわらないかな(笑
でも本当にごめんなさい。
豚さん |  2007.07.28(土) 05:55 | URL |  【編集】

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